新見短大の陶芸講座。
無事に窯出しが出来て、焼き上がった作品を教室に「搬入」。
先ずは種類ごとにテーブルに展示して鑑賞会をした。
それぞれの出来具合を品評してもらう。
その後は各自自慢の自作のプレゼンと講義全体の感想を発表をしてもらう。
毎回感じるのは、学生達の指先の感覚が非常に退化しているということ
特に今年は削りの行程で穴を開けてしまう学生が例年より倍近くあった。
指先で厚みを確かめることが出来ない。注意力が散漫というだけでなく
何かが欠落しているようなのだ。
絵付けについては、今年多かったのが
「相田みつお」的な励ましの言葉を書き込む学生が多かった。
(「人間だもの…」みたいな)
器にあんなメッセージがあったら鬱陶しいと思うんだが、
みんな自分を鼓舞し、励まし、癒してくれるものを求めているようだ。
来年2月末には市内のホールにて、この地域文化演習の講義で完成した
陶芸、木工、染色等の作品を並べて
地元の皆さんにお披露目をすることになっている。