1月 某日 晴れ リサイクル始動 

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新年の仕事始めは粘土の再生だ。
去年後半から溜まりに溜まった粘土の削りカス、失敗作を粘土に戻す作業。

以前も紹介したことがあるが
ポリバケツの水に浸して暫く放置。
しかる後、撹拌器で泥漿(でいしょう)にして100番メッシュの篩に通す。

日がなグルグルと篩器を回す心境は、書家が硯で墨をする姿に重なる。
さあこの一年どんな作品を作っていこうか?
世の中の情勢。前回の個展の反省やお客さんの声を頭の中で反芻する。

結論としては、
「景気に振り回されず、今年は牛の如く愚直にやるべきことやる。。。」

その時、静寂を破る「オッチャーン!なんしょうるん?」
つまり「おじさん何をしているの?」と通りがかりの子供の声が。
「アタシにもやらしてー!」と気がつけば道具を占領。
可愛いアシスタントの登場だ。
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以前磁器の作家と話をしていて
仕事で出た大量の削りカスは山に捨てていると聞いて魂消たことがある。
特殊な例かと思ったら、磁器の仕事をしている人で土を再生しないのは
珍しいことではないらしい。

陶土と違って磁土は不純物や鉄分が混入するのを嫌うので、
中途半端な再生の手間を惜しむようだ。
産地では業者が引き取ったりするんだろうが、
無縁な当地はそうはいかない。

手間はかかっても自主再生でいくのだ。
by kaikaisei | 2009-01-06 20:56 | 日記
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