バトル ローヤル (戦利品 No.2)

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The Count meets the Duke/First Time!

二大ビックバンドの「初めての出会い」とあれば、聴かないわけにはいかない。
これは昔でいうと、プロレス団体交流戦だね。否が応でも期待を掻き立てられる。

青コーナー!(右チャンネル)エリントン楽団~ン!赤コーナー!(左チャンネル)ベイシー楽団~ン!試合開始‼
カーン!でA面の一曲目が「バトルロイヤル」(日本語解説だとバトルローヤル)(笑)
イキナリ激しくかつ華麗なるバトル合戦。
名プレイヤー同士の巧みな技の掛け合いがあるかと思うと、二人の偉大なリーダーはお互いにリスベクトし合うようなピアノプレイを聴かせながらも、配下のメンバーを上手に鼓舞してクライマックスに導いていくね。このへんのやりとりと駆け引きが普通の試合、いやアルバムにはないところだ(笑)
ここで普通なら意地の張り合いなんかでセメント(業界用語!)か場外乱闘(泣)になりそうなところを上手く仕切って試合を組み上げていくのがレフェリーの手腕だが。

マイルスのアルバム制作で有名なテオ・マセロがプロデューサーとして 巧みなレフェリングならぬアレンジメントを聴かせてくれる。

なんかキワ物的な匂いもするレコードだけど、よく出来た楽しいアルバムだと思った。

こんな勝者も敗者もない創造的なバトルがもっと世の中にあって欲しいと切に思う。
by kaikaisei | 2011-01-30 00:28 | 聴く
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