素焼きする前に線彫り作業。
これが今回の作品のミソとなるところだ。
絵付けする龍紋の型紙の登場だ。龍紋の下絵を厚紙に貼って切り絵の要領で作ったもの。
一品モノならいらないが、量産するなら最初の手間はかかるが
どうしても必要になってくる型紙。
シャーペンで型紙からアタリを付けていく。
線彫りは背景の波紋を入れるものなので、龍の輪郭線だけわかればいいのだけど、
龍の絵付けがし易いように一緒に顔などの下絵も軽くしておく。
型紙を外すと龍紋の残像が…(笑)
後は絵付けのことを考えながらひたすら彫っていく。
以前の鉄筆は、すぐに切っ先が減ってしまい研ぐのに手間が掛かったが
ケガキ用の超硬製品を使い始めて楽になった。
輪郭が出来たら背景に波紋を入れていく。
で完成。下書きから、線彫りを仕上げるまで約1時間半。