2月 某日 名古屋 1

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先月瀬戸の業者に頼んだ石膏型が出来たという連絡が入った。
今回は出発を日曜日にしたのはETCの割引を考えてのこと(笑)
折角遠路行くのでいくつかの用事を兼ねて一泊することにした。

以前から懇意にしている伊賀焼のW辺さんに連絡をとってみた所、
名古屋松坂屋で個展をしているとのこと。
東京在住で伊賀の仕事場を往復する生活をしている彼女の個展が
名古屋で見られるとは、うれしい偶然だ
(実は去年11月の池袋での私の個展も彼女の渋谷での個展と重なってたのだがね)
私にとって名古屋は未知の場所だけにどんな会場かも視察できる。

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2ヶ月振りに合うW辺さんは相変わらず元気そうであった。
会場は先月初窯を焚いての新作展ということで力作が揃っていた。
彼女と初めて出会ったころはまだ20代であったが、ついに大台に乗ったという(失礼!)
作品も見るたびに風格が出て来た。
当初あった素人臭さも完全に陰を潜めたように思う。
会場もさすが老舗デパートだけあって、雰囲気もいい。


閉場後、彼女と一緒に飲む約束。
夜までの時間があるので、噂に聞く徳川美術館を訪ねた。
なるほど。天皇家に継ぐ名家だけあって日本中のお宝が献上されている。
将軍の力は絶大なのだ。名品の数々に溜め息が出た。
ふとここでインディアンの言葉を思い出した。

「贈り物は与え尽くされて初めて贈り物になる」

権力は常に様々なカタチで贈り物を要求するのだ。
消費税も贈り物かもしれない(苦笑)

丁度この日は「刀剣」展の最終日だったが、陳列品は国宝や重文クラスが勢揃い。
会場は日本中の刀剣マニアが全員集合したようで異様な熱気であった。

夜は渡辺さんと差し向かいの飲み会かと思っていたが、
急遽隣の三越で個展をしている焼締のT村塊さんと業者さんとが
仲間に加わって賑やかなものになった。

この名古屋というところ、周辺部にたくさんの陶芸家が住んでまさに群雄割拠。
いささか緊張して足を踏み入れたのだけど思いも掛けない出会いができて、
渡辺さんにはまた借りができてしまったわけだ(笑)
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by kaikaisei | 2012-02-08 13:27 | 日記
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