デジタルトランスポート

b0041520_22343314.jpg


iPodの実力はデジタル出力によって発揮されるそうな…。
そこで以前から欲しかったオンキョーのデジタルトランスポートを手に入れてみた。

普段よくあるDockはiPodから直のアナログ信号を引き出しているもののようだ。
イヤホンやヘッドホン出力用のピンジャックと同じ信号になる。
この機器はiPodからダイレクトにデジタル信号を取り出すという。
当然デジタル信号のままだと聴けないから、DAコンバーターも合わせて購入した。

それぞれにお財布に優しくしなければならぬということでトランスポートはヤフオク。
DACはAmazonで安価なものを探した。
なにしろトランスポートの出力が光ケーブルのみなので
選ぶDACもこのオーディオテクニカのヘッドホンアンプ兼用のものになったが十分だ。
さらにDACを真空管のプリメインに繋いで先日紹介したのAR-25で鳴らすという塩梅だ。

さてその実力は。
噂通り、iPodもデジタル出力になると情報量が格段に増している。
なるほど~。細かい音のディテールが浮かび上がっている。
写真でいえば今まで300万画素の画像が一気に1200万画素になったような感じだ。
これはイヤホンで耳に突っ込んで聴く音ではないな。

確かにアナログレコードと比べてみても確かに音質はいい。
グンと臨場感が増したという印象だが、それが一方で鑑賞を強要されるような圧迫感があるのも確か。
これは好みの問題でもあり、だんだんと慣れるものかも知れない。
華やか目のアンプの音色と合わせて躍動感が増した感はある。
何よりスクラッチノイズがないというのはクラシック系には有り難いが
個人的にはまだまだアナログレコードの方が好きだ。長く聴いても聴き疲れがしない。

しかしネット配信が幅を利かせてCDの時代も終焉に向かっているようだが
このハイレゾ音源に肩を並べられるのが往事のアナログレコードだとしたら皮肉な話だ。

例えばクッキリハッキリの高画質デジタル写真と独特の諧調のある銀塩写真のどちらを選ぶか?
悩ましいところだが、それぞれの良さを楽しみたいのと同じように。
by kaikaisei | 2013-03-20 22:39 | 聴く
<< 双耳龍紋扁壺の製作 36 3月 某日 ホース格納箱 >>