6月 某日 古染付祥瑞展  

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デビカル美術館での古染付祥瑞展がどうしても観たくなり、急遽上京する。
日帰りでも良かったのだが、せっかくだから営業活動したいので一泊することにした。
鞄に納品や見本の作品などを詰めて慌ただしく夜行深夜バスに乗る。

それにしてもまあ…予想通りというか予想を越える古染付祥瑞の展覧だった。
20年来資料写真などで馴染んで来た古染付の作品の実物に次々に対面出来て感激の連続であった。
そして、初めて目にする作品もたくさんあってあらためて古染付祥瑞の奥深さを感じた。
簡単に言えば「古染付祥瑞かくあるべし」という勝手な枠組みは取りはらわなければならぬ。
確かに呉須の発色の美しさはもちろんだけれど、もっと自由なもんなんだということだ。
中国の陶磁器でこんな大らかなヘタウマな世界はない。
中国人たちは屈辱だといって陶磁史上から抹消したいのではないだろうか(笑)

興奮で火照った心と目を皇居も森で冷やすのだ。
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夜はたまたま出会った染付作家三人+伊賀焼作家で大いに飲み明かす。
この偶然の密会の機会を作ってくれたのもデビカルの展示会のお陰だとみんなで盛り上がる。
by kaikaisei | 2013-06-26 09:40 | 日記
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