個展の会期が終わって、ご褒美のフリーの一日を設定してある。
もちろん貴重な時間だから研修するのだ。
午前中にサントリー美術館の「仁阿弥道八」展を観に行く。
これだけまとまった形での展示会は珍しいようで、私も今まで曖昧なイメージしかなかった「道八」の全体像が分かった気がした。
煎茶の道具もたくさん出品されていて、以前丹波の陶芸美術館での弟「尾形周平」展で観た作品とも再会出来た。
「道八」一族が生きた江戸の文化文政天保の町人文化の一端に触れた思いがする。
午後は上野毛の五島美術館に向かった。
しかし。なんと年末年始休館中とな!しかも今日から…
「茶道具取合せ」展ということで染付や祥瑞の名品が出ていると噂で聞いて
楽しみしていたのだが、目の前でお預けとはな〜!
やむない。
その後は都心に引き返し来春の個展の会場、池袋東武にご挨拶に行く。
後の時間は新宿と渋谷の中古レコード店などをひやかして夜行バスまでの時間を潰したわけだ。
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