4月2日 倉敷最後の夜

さ。今晩のお楽しみは「さくら」だ。
今日も咲かなかった桜だけど、今晩は蕎麦の店「さくら」に行くのだ。
倉敷で評判の蕎麦屋。工房IKUKOオススメの店でもある。

個展の初日には店主が来てくれて桜紋の組皿を買って頂いた。
また、会場に来られたお客さんも「今日は「さくら」に行くの」という方が
何人もおられた。特に夜は予約が無いとダメな人気の店。
私らも三日前にようやく予約が出来た。
メンバーは、工房IKUKOのシゲコ店長。スタッフのS鹿さん。K君。N末さんと私に。
急遽イクコ社長と陶芸家K村さんが加わって総勢7名。

社長のイクコさんは今日初めてお目にかかったが
倉敷にこの人有りと言われるだけあって元気イッパイな魅力的な方だった。

この度の個展が決まった経緯は最初、妹のシゲコさんから依頼があったと書いたけれど
実はそれより早く姉のイクコさんには私のことがすでに耳に入っていたというのだ。
それは7〜8年前に東京のデパートで偶然私の作品を見た同じ岡山出身のお友達から
「岡山に染付の上手(汗)な作家がいるよ!」とウワサを聞いていたというのだ。
私もそのお友達ことは記憶にあって、確か…。
「倉敷にナントカというギャラリーがあってオーナーを良く知っているので紹介してあげるわよ」
というような会話をしたことがあったのだ。

その時は倉敷で個展をやるなんて夢にも思っていなかったから
「機会があればお願いします」程度に返事をしてたのだが、
この度倉敷での初個展が決まり、そのナントカというギャラリーが
なんだか、どーも「IKUKO」だったような気がしてきて、
今回私からそのお友達にDMを送っていたら、やっぱりそうだったのだ。
そのお友達から「福西さんがIKUKOで個展をやるんだって!!」と電話があったんよー!!とのこと。
つまり姉妹それぞれに別のルートから私のウワサが耳に入っていたいうわけ。
実に不思議な御縁だ。

一方K村さんは話を聞くとウチの近所の備前焼のW仁さんとは兄弟弟子にあたるらしい。
K村さん「ワシは一日早くK重先生に入門したからワシが先輩なんじゃ!」と自慢しておられた。
そして嵐山光三郎を思わせる風貌と話し振りで実に上手に
その場の雰囲気を盛り上げてくれる。実にいい人だ。作品も見てみたい。

料理もかなり凝っていた。全く蕎麦屋に来たことを忘れるような持てなしだ。
器もかなり凝っている。ちなみにコレなど↓
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ツブサさんの器を使ってる店はそうはいないはずだ。だって怖くて近づきたくない器だ。
決死の覚悟でマグロのヅケを取り分けた(笑)危ない器だ!

タラの芽の天婦羅や旬のタケノコのお吸い物などはまだ分るが
蕎麦屋でローストビーフを食べるとは?
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昨日の「お多津」も凄かったけど、こちらも充分楽しませて頂きました。

最後にようやく出た蕎麦はスダチを打ち込んだ変わり蕎麦。
その後私とK君は普通の蕎麦が食べたくてセイロ一枚追加。
上品な更級蕎麦だった。
そば湯がナント!オールドノリタケのティーポットで出て来たのには思わず感心。
常識はずれの遊び心ですねー。

食事の帰りには名旅館「くらしき」のラウンジで抹茶とお菓子を頂く。
全く素敵な倉敷での最後の夜であった。
あと一日で売上がもう少しあがってくれると、もう云うこと無いんだけどなあ!
ゴメンナサーイ。贅沢!?
by kaikaisei | 2005-04-06 22:19 | 日記
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