茅ヶ崎報告 その1

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会場は開け放たれた和風建築。
素敵な日本庭園から吹き込んでくる風はすぐ近く海岸からの浜風。
その心地良い風に炎天ににじみ出た汗もすぐに引いてしまう。
そして皆さん思い思いに和室の藍毛氈上に広げられた作品を手に取って御覧頂いた。

今回初めて設けたの絵付け体験コーナーも大変好評だった。
皆さん「私は絵心が無くて」などと仰りながらも、
苦労し楽しみながら筆を運んでおられた。
「次回も是非やりましょう」とオーナーのM田夫人。
私が密かに「茅ヶ崎の白洲正子」と呼んでお慕い(!)している
このM田夫人とは本当に長いお付き合いになった。

私が横浜そごうで初めての個展をやったおり
たまたま通りかかって目にとめて頂いてから、もう12年。
その直後には、わざわざ津山の工房にも足を運んで下さったこともある程だから
情熱と好奇心があふれた方とわかった。
また茶道の世界に根差した美意識もしっかりお持ちだし
骨董や工芸についての知識も豊富だ。
現在のお茶の世界などには批判的でもあるが
未だに都内での勉強会に足を運んで新しい知識を吸収しようされている。
その旺盛な向上心に若輩の私が言うのもおこがましいがいつも感服する。

作品についてもズバリとご自分の好みを仰るのだが、
それがとても的を得ているので、作者としてとても参考になる。
また、今はやめられたが市内で陶器の店を経営されていたので
お客様の好みや流行にも敏感だ。

今まで年齢不詳のM田夫人だったけれど
今月始めに卒寿の祝いの茶会を催されるとか。
若々しいのでとてもそんなお年には見えなかった。

ただ会場が駅から距離があるので
遠方からのお客様は足を運び辛いのが残念だ。
会期も3日間だけだから尚更だ。
折角の素敵な会場なのでぜひ多くの方に足を運んでほしいので
今後はもう少し会期を広げたいと思っている。

幸い、今回の「絵付け体験」はとても好評だった。
この「絵付け体験」は、この場所だからこそ出来る企画。
とても都心のデパートや狭いギャラリーでは出来ない。
時には今回のような体験型やワークショップ的な内容をもった
展示会もおこないたい。
by kaikaisei | 2005-07-06 07:00 | 日記
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