先般の上京で銀座の「福樹」を訪ねた。
ご主人の小野寺さんは3年程前に銀座のデパートで個展をしたおり
初めて作品を見て頂いてからのお付き合いになる。
今回金春通りに面した日本料理の店をようやく伺うことができた。
作法を知らないので、いつもこういう店ではご主人にお任せにして何が出て来るか?
楽しませてもらうことにしている。
そして出てきたのが、土瓶蒸しに鰒刺し!どちらも暫く振りの御対面。
思わず手を合わせていただく(苦笑)
食事をしながらカウンター越しに料理や料亭での修業時代の話など興味深く聞いた。
特に器の話になると、棚から次々に器を出してくれて話に熱がこもる。
小野寺さん。料理にしても器にしても気迫を持って向かっているひとだと改めて知る。
絵唐津。絵志野。奥は魯山人の志野湯呑。それに混じって私の桜皿が登場!
何となくご主人の器の好みがわかった。