1月 某日 13年前の朝刊。

新聞紙。
それは陶芸の仕事をする上で欠かせない「道具」だ。

主にその吸水性を利用して、粘土の水分を調節して程よい硬さにするために使う。
柔らかいタタラ(粘土板)は、はさんだ新聞紙を何度か取り替える。
(私はこの作業を「オムツ交換」とよんでいる)
逆に水分を含ませれば、粘土の保湿もしてくれる。

そして忘れてはいけないのが、梱包材料としての古新聞。
完成した作品を運送の衝撃から守るという仕事では
惜しげなく使えるので大変重宝する。

前者のオムツの仕事をしてくれている無数の古新聞の中に
見つけた13年前の朝刊がこれ。
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日付は平成8年1月18日。あの未曾有の大災害の翌日だ。
日々安穏な日常を送っているなかで、時折この新聞紙に出くわすと
思わず目眩を起こしてしまいそうになる。

この「死者1100名超す」という報道に腰が抜けそうになったが。。。

あの日、いとも簡単に大量に奪われた命。
九死に一生を得て、呆然と佇む人々の群れ。
それらを目の当たりにしていくことになるあれからの日々が甦ってくる。

この紙面を見ていると「今あるこの生を大切に生きなければ」と思うのだ。

同じく22日の紙面。
ここに写っている子供達も高校生ぐらいか?
はたまた成人式? 
この笑顔に救いが。。。
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by kaikaisei | 2008-01-18 22:48 | 日記
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