「カメ板」の使い方を知りたいという問い合わせがあったので
久し振りに<製作の現場から>として御紹介しようと思う。
今回初公開である。
私がロクロを挽く作業を御覧頂くのは。。。(苦笑)
皆さん良く御覧になるロクロ挽きは、ドーンと大きな粘土の固まりをロクロにのせて
茶碗や湯呑を粘土のてっぺんから作っていくやり方。
但し、お皿や鉢などは、直径が20センチを越えてくると
粘土の固まりから切り離して板に移動する時に歪み易くなる。
歪まないようにと厚く切り離すと後の削り作業に手間取ることになる。
そこで一個ずつ使う分だけの粘土で作っていくのが「玉造り」などと呼ばれる作り方。
この作り方で必要になってくるのが「カメ板」というわけ。