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7月 某日 天神祭

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毎年、奥さんは里の天神祭を恋しがる。
ひとはやはり生まれ故郷の祭りに呼ばれるものらしい。
息子達が幼い頃は連れて帰って、その祭りの雰囲気を楽しませてきたが、最近はとんとご無沙汰してきた。
今回は気の進まない次男と訳分かってない犬を連れて久々に真庭市月田に向かった。

確かに山間の小さな町の小さな祭りだが、私の地元の夏祭りにはない風情が好ましい。
生憎の雨模様に地元中学の吹奏楽部はガレージの屋根を借りて出張演奏。
大いに盛り上がっていた。
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日が落ちてから…古い街道沿いに並んだ灯籠の明かりが郷愁を誘う。
ちょっと小さな旅ができた。
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by kaikaisei | 2012-07-27 21:52 | 日記

小山宙哉「宇宙兄弟」

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以前から妙なタイトルが気になっていたコミックだった。
美容室のお客さんが十七巻まとめて貸してくれ、家族で夢中になって読んだ。
家族夫々思いを込めてページを繰った。

私は、かつて男の子は宇宙飛行士に憧れていた時代があったことを思い出させてくれた。
小学二年生の時、アポロ11号が月に着陸し、万博のアメリカ館に月の石を見るために行列した。
あのころボクらの夢は遥か宇宙に向かっていた。
それが何時の間にか地を這うような些少な夢にすり替わっていた。
閉塞感の満ちたこの時代、三次元蟻が必要なのだ!(原作を読めばわかる…(笑))
出来る弟を持ってしまった兄の複雑な心模様もウチの兄弟の将来の姿に重なって見えて来る。

映画化作品も観た。
巧みに伏線を引かれた原作を2時間程におさめるのは、至難の技と案じていたら案の定であった。
それでも小栗旬君は大変な熱演で好感持てた。
原作を読んでなければ充分楽しめたろう(苦笑)
今は日曜朝のアニメがおすすめだ。
by kaikaisei | 2012-07-23 22:21 | 読む

7月 某日 梅雨明ける

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いきなりの暑さに朦朧としている。
カラダも思考も動きも緩慢になるのだけど、梅雨が明けると仕事の方は忙しくなる。
気温が上がり、湿度も下がるので轆轤で挽いた作品もあっという間に固くなり翌日には荒削りしなければならない。
天気が続くのなら再生粘土の天日干し作業もある。

そして長く中断している龍紋扁壺の鋳込みも再開しなければならない。
こちらは先の展示会に来られたお客さんの何人もの方から、
「ブログをみてますよ!大変そうだけど頑張って!」などと励ましの言葉を頂いた。
嬉しいことではあるが、プレッシャーにもなる。
ま、これを見越しての「公開製作」なんだけどね。

鋳込み型には多少の湿り気があった方がいいとも聞いたけど、
今回は長時間放置するので、やっぱりよく乾かしたい…と梅雨明けを待っていた。
by kaikaisei | 2012-07-19 21:46 | 日記

7月 某日 蓮華

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蓮の花というと日本では仏事のイメージがあって厳粛な気持ちにさせられるが、
中国では花が咲いたと同時に実がなるということで縁起がいい花とされている。

また蓮の音読み「レン」が恋の音読み「レン」と同じことから、
これまた吉祥の意味があるらしい。

余計な知識があると同じ花でも受ける印象が違ってくるから不思議だ。
by kaikaisei | 2012-07-18 22:09 | 日記

御見舞い。

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賛は老子の言葉から…。

 飄風不終朝 「飄風は朝(あした)に終えず」
◎驟雨不終日 「驟雨は日に終えず」

つむじ風は朝中ずっと吹くわけではない。
暴雨も一日中ずっと降るわけではない。
自然の猛威も天地の起こすことで、決して長く続くものではない。
俗塵にまみれた人間の起こすことなど尚更だ。

との意。

先の竜巻の被災地や今現在集中豪雨の被害を受けている九州北部の方々には、
空々しく聞こえるかもしれないが。

やはり人間は箍が外れたような自然災害の前では只々身をひそめて
脅威が過ぎ去るのを待つのみだ。
出来ることといえば最善の備えをして、あとは逃げるしかない小さな存在。
もっと謙虚にならなければ…。
by kaikaisei | 2012-07-13 22:42 | ひとりごと。。。

7月 某日 解禁

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わが家の愛犬ハツも生後4ヶ月になった。
混合ワクチンで免疫が出来たというのでようやく散歩が解禁になった。
狭い家の敷地内から飛び出さないよう気を使ってきたが
ようやく外界との接触が堂々と許されて
一日朝夕の二度の散歩が習慣に成りつつある。

特に朝は有難いことに強力な目覚まし時計になってくれ、
まだ薄暗い5時に散歩に引きずりだしてくれる。
もちろん散歩相手は私だ(苦笑)
当初は脈絡のない散歩コースだったが次第にルートも固まってきた。

今の関心事はカエルだ。
周辺は田圃のため大量に発生した大小のカエルを探索し追いかけ回すことに情熱を傾けている。
やはり猟犬の血が騒ぐのだろう。
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by kaikaisei | 2012-07-11 21:27 | 日記

7月 某日 オープンカー

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オープンカーなるものを初めて運転した。
総社のギャラリーからの帰り、いいタイミングで晴れてくれたので
妹のコペンを運転させてもらったのだ。

助手席に収まった妹もそんな長距離をオープンで運転したことはないらしい。
何程無蓋で走るのは結構勇気がいる。

私は特別にクルマが好きというわけではないが、普通に男の子だからメカっぽいものには弱い。
電動でルーフがトランク部に収納される様には痺れた。
ここはサンダーバードのテーマが頭の中で流れるところだ(笑)

約1時間半、起伏に富んだ山間の道を駆け抜けた訳だが、
自動車の運転を楽しむとはこういうことか…。
所詮軽自動車だからこんなのなんちゃってスポーツカーかもしれないが
手軽にオーナー気分を味わえるのなら、これは安い買い物かも。

陽光と風を感じながらのドライブというのは、なかなか乙なものであった。
移動と荷物の運搬という拘束から解放された純粋な乗り物としての自動車の世界。
コペン私も欲しくなった。
by kaikaisei | 2012-07-08 23:12 | 日記

高島屋津山店

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考えてみれば、幸運なことであった。
20年前、私が故郷で独立した時と合わせて津山に高島屋が開店していたことだ。

現在総社のギャラリーKICHIZAEMONのオーナーのE崎さんはその高島屋津山店の初代店長だった。
当時E崎さんの回りには様々なジャンルの「芸術家」が集まっていて
いつしか私もその仲間に入れてもらったところから私の地元での作家活動が始まった。
分野も世代も様々な仲間の中心に居たのが洋画家のK野先生だった。

私はK野先生の最晩年の20年間をE崎さんをはじめ色々な人との出会うことから
故郷津山での活動の基板を作っていったともいえなくはない。

今は様々な事情で疎遠になった人も多い。
そしてK野先生は先年亡くなってしまった。

文化の火が消えれば、街も徐々に活力を失ってしまう。
当然高島屋が津山にあったこと自体忘れられつつある。
同時に地元での芸術分野を担う層も随分変わってしまったということでもある。
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by kaikaisei | 2012-07-07 23:05 | ひとりごと。。。

6月 某日 総社

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総社市のギャラリーKICHIZAEMONでの妹との二人展は三年振りであり
同所では二回目であった。

ギャラリー周辺は以前は疎らに住宅が建ち並ぶのみであったが、
久しぶりに訪ねてみるとすっかり新興住宅地の様相だ。
以前は遠くからその特徴ある建物が臨めたが今はそうはいかない。
これは道に迷う人が多いだろうと案じていたら実際その通りとなり
「遭難」したお客様が続出したのは気の毒なことであった。

その代わり殺風景だった庭は立派な英国風庭園に仕立て上がっており
いらっしゃるお客さんはホッと息をついたことだろう。
そしてこの鬱陶しい季節を少しでも和らげようと、
藍染と染付の爽やかな色合いで会場を飾らせてもらった。
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前回好評だった絵付け体験コーナーも併設。
幾人もの方に挑戦してもらった。
今回初めて体験する人もリピーターの方々もさぞ焼き上がりを
楽しみしていらっしゃることだろう。
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by kaikaisei | 2012-07-04 22:17