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個展の最終日


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残念ながら朝から冷たい雨となった。
こんな天気にも関わらず足を運んで下さるお客様がいらっしゃることを
心から感謝しなければならない。

正直に言って今回は一週間を通して全体に低調な客足だったことは否めない。
毎回必ずと言っていいほど顔を見せてくださる方が何人もいらっしゃらなかった。
けれど特には失望もしていない。
天気のように毎日が晴ればかりだと気持ち悪いではないか…。
今日の天気のように雨が降ったり風が吹いたりするのが自然なことなのだ。
確かに目先の窪みに足を取られるようなことには気を付けなければならないが、
目の前の事ばかりに振り回されず、遠くの山野に思いを馳せることも大切なのだ。
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搬出の時には雨も小降りになりスムーズな撤収ができた。
その後はお客様や館長一家、山田さん、そして助っ人のM永君を交えて
会場の広間で打ち上げパーティー。
運営上の問題が浮上しているとのことで、この郷土文化館での二年後の個展開催が
少しばかり心配されるが、皆で次回の再会を誓ってお開きとなった。
by kaikaisei | 2012-11-29 10:14 | 日記

11月 某日 南蛮人之図一双

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 会場近くに住むAさんが長細い包みを持って訪ねてこられた。
Aさんは私が独立直後、横浜のデパートで個展をしてからだから
お付き合いもかれこれ20年近くになるだろう。
津山在住の洋画家K野先生に紹介してもらったのがAさんだった。
これも全く偶然なのだがその後個展をするようになった郷土文化館の館長OさんとAさんが
古くから付き合いがあったというのも運命的なものを感じるのだが。。。

果たして、その包みの中身は軸装されたK野先生の作品であった。
十数年前に地元津山であった軸装展で購入したということで、私も見覚えがある作品だった。
タイトルは「一双南蛮人之図」といったところだろうか?
会場の雰囲気に合うだろうから是非床の間に掛けてみないかと持ってきて下さったのだ。
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早速掛けてみたら、背景の青色が私の染付にピッタリだ。
洋風でもあり和風でもある「南蛮人」の絵。
まさに港町の横浜のイメージにも相応しく(ここから港は遠いが…)途端に会場が華やかになった。
先年、他界されたK野先生だが、姿を変えて様子を見に来られたように思えてとても嬉しい出来事だった。
by kaikaisei | 2012-11-26 08:29 | 日記

個展の四日目

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個展の四日目で連休二日目。
今日は朝から陽射しがこぼれ庭の紅葉も輝いている。
お客様の出足も朝から好調。昨日までは遠慮されていた絵付け体験も
今日は堰を切ったように挑戦される方が出始めて一日盛況であった。
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添え釜を掛けてもらっているお茶の社中の方々も合間をみて筆をとっていただいた。
お茶室もそうだがこの絵付け体験コーナーがあるとお客様同士の交流の場が自然に出来上がり
展示会の雰囲気が和やかになってとてもいい。
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by kaikaisei | 2012-11-25 09:03 | 日記

個展の三日目

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個展の三日目。
勤労感謝の日ということを夜まで知らなかった私は、本当に勤労者である(苦笑)
今日は朝から紅葉を濡らす冷たい雨が降る。
連休の出端を挫く天候となったが、これはこれ風情がある。

今日から三日間、会場の茶室に添え釜がかかりお客様を招くことになる。
雨の音を聴きながら仄暗い小間で一服のお茶を頂き、亭主との会話を楽しみながら道具を愛でる…。
なんと最高に贅沢なひと時ではないか。
客人は少なかったがそんなのちっとも気にならない豊かな一日であった。
こんな日に訪ねて下さったお客様こそ本当に幸せだったと思うよ。
by kaikaisei | 2012-11-23 23:31 | 日記

個展の二日目

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個展の二日目というのは往々にして、
週末前の平日ということもあり客足がダレるというのが経験上のパターンだ。
明日から世は三連休…会場が賑わうことの前兆と解釈する。
売れる売れないは二の次、先ずは足を運んでもらう努力だけはしなければならないなあ。
…と同時開催の山田さんと話す。

お客さんの途絶えた午後。
間を見計らって、ふるさと村を散策ス。
私にとっては見慣れた里山の風景も都会のど真ん中に残れば
市民の憩いと癒しの場となっている。
これは私のように物作りをするものにも言えることだろう。
殺伐とした世の中にこそ、喜ばれる作品を提供する意味がある。

紅葉の彩りも次第に会場の石段に沿って下界に降りていくようだ。
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by kaikaisei | 2012-11-23 08:42 | 日記

11月 某日 個展 初日

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今日から横浜青葉区での個展が始まった。
もうここでは何度目だろう。
数字の認識力が欠如しているので回数がよくわからない(汗)
たぶん5〜6回目だと思う。一年おきだから十年前から通っていることになるのか。

八時間クルマを飛ばして辿り着いたのが都会の中に広がった里山の風景。
出発したわが家の周辺と変わらないのが可笑しい…紅葉に彩られた寺家ふるさと村郷土文化館だ。
流石に都内のギャラリーやデパートのように初日開店から人が押し寄せるようなことはなく
静かな…実に静かな出足であった(笑)

柄にもなく「経済状況」のことが頭をよぎり、ちょっとばかり不安にもなったが
午後から徐々に常連のお客様達がみえられてホッとした。これは内心だから表には見せない(苦笑)
中には私が厚木で修行していた頃からだから、30年来になる古い知り合いもあり、
人の縁に感謝した一日だった。

染付で紅葉を表現してみたが紅くならなかった(笑)
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by kaikaisei | 2012-11-21 23:12 | 日記

11月 某日 ブラッシング

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今日は30分ほどかけて衛生士のお姉さんが歯を磨いてくれた。
あまりにも気持ち良くて陶然として意識が朦朧となる。
途中「もうちょっと口を開けてくださ~い」と囁くように声を掛けられて
ハッとすることしばしばなり。
耳カキ同様に歯磨きもしてもらうのは気持ち良いものなのだ。
これはもう治療とは呼べない。奉仕ではないだろうか?
by kaikaisei | 2012-11-15 22:33 | 日記

双耳龍紋扁壺の製作 30

長らく中断していた「双耳龍紋扁壺」の製作報告を再開しよう。
悪戦苦闘しながらも作業は進行していて、少しではあるが進展があった。

前回の29ではなんとか鋳込みに成功して型から外すところまでいった。
ところがようやく成功したに見えた作品であったが
しだいにその自重によって腰の辺りがへたってしまったのだ。

型の中で長時間放置しておいても粘土の硬化は進まない。
或る程度固まった段階で空気に触れさせて自然乾燥させたい。
しかし自立出来なければ話にならない。
まだ解決しなければならない問題があるようだ。

まだ柔らかいのを注意しながら反転させ高台部を上にして切り糸で断面を見てみると…。
案の定高台付近の粘土の厚みがかなり薄くなっている。

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これでは重い本体を支えることは難しいだろう。
たとえ成形出来たとしても本焼きの段階でへたる可能性がある。
折角苦労して絵付けをした後での失敗は出来るだけ避けなければならない。

もう一度最初から鋳込み作業を見直す必要があるようだ。
by kaikaisei | 2012-11-14 23:15 | 制作の現場から

11月 某日 審判通知

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ついに家裁から審判の通知が届いた。
これで私は保佐人として晴れて選任されたわけだ。

思ったより早い知らせだった。
申請の書類を揃えて書き上げるまで半年もかかったのは全く私のフットワークの悪さだったが
書類提出後、裁判所での面接を受けてから一週間もたってない。
ほとんど事務的な処理だけで審判が下りたようだ。
考えてみれば係争関係もないから裁判とは違う。一刻も早く仕事にお入りなさいということだろう。

仕事内容はお金の管理をする出納係と法的代理人の務めだ。
本人は叔父の長男だが、今後生活破綻者になったその弟との財産分与にあたるという難題が控えている。

いよいよこれから未知の世界に足を踏み入れることになる。
仕事内容は全く違うが裁判員制度は一時的な選任だが、成年後見人制度は本人が死亡するまで続けなければならない。
息の長い長期戦になるだろう。心を引き締めていかなければ…と思う。
by kaikaisei | 2012-11-10 22:29 | 日記

11月 個展のお知らせ


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横浜青葉区寺家ふるさと村郷土文化館での個展への御案内。

二年おきの個展も今回で早や5回目になる。
都会に残された里山の景観。
おそらく今年も、紅葉に染まる会場になるだろう。

会期中は毎回好評の絵付け体験コーナーを設置する。
週末の三日間には茶室に添え釜もかかる。

そして、同じ会場のホールでは同郷奈義町の山田尚公さんの叩き彫り展が同時開催される。

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こちらは前回から御一緒させてもらっている。
楽しい一週間になりそうだ。
その為にも、これから追い込み態勢に入らねば。。。
by kaikaisei | 2012-11-02 21:54 | お知らせ