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8月 某日 煙突立ちぬ

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貰い受けたガス窯に煙突がようやくがついた。
薪窯などの煉瓦積みの重厚な煙突に比べたら、ブリキ細工の玩具のようなものだが…。

ガス屋も配管工事に取りかかる準備が出来たと知らせがあり
朝晩涼やかな風が吹くようになって屋外の仕事でもやってみるか!という気にようやくなった。

煙突管の引き込み回りの始末と換気扇も付いた。
煙突を固定するアングル支柱は錆がきていたので、錆び止め塗料と耐熱塗料を施して建屋側面にビス止め。
ちょっと見にはストーブか焼却炉の煙突に見えなくもないが(笑)
焼き物屋の習性か、煙突を眺めただけでニヤニヤしてくる。
後は配管を待つのみだが、小屋の防熱と増築の工事があってこれがちょっと苦労しそう。
by kaikaisei | 2013-08-31 21:57 | 日記

発表!2013年 第一回源吉兆庵銘々皿賞(仮)

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 源吉兆庵本店で先日の絵付け体験の優秀作品の表彰式があった。
社長が賞状、審査にあたった私が副賞を手渡した。

上の写真は授賞式のあと、自作のお皿に御菓子をのせて行った試食会の模様。

表彰式はほぼ全員の受賞者に出席をいただいて喜んでもらえた。
特にお子さん方やその家族にはとても誇らしげで良い表情をされていた。
夏休みのいい思い出ができたにちがない。

栄えある第一回の銘々皿賞の受賞作品。
by kaikaisei | 2013-08-30 13:34 | お知らせ

 稲作というのは見ていてドラマチックだ。
ウチは農家ではないで、苦労しらずの傍観者だけれど。
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 この季節は日に日に稲穂が垂れていく。
そんな田圃に生えて稲を見下ろすように、一足先に実っているのが稗(ひえ)だ。
ヒエといってもイヌヒエで実も少ないから、食用になるようなものではない。
雑草として農家の人が抜いているのは、日本人の潔癖を好む細やかな性格もあるだろう。

 しかしその一方、全く放ったらかしで稲より稗の方が繁茂しているような田圃があったりして、
農家の考え方か、もしくは抜けない事情がみえて田圃一枚一枚にも個性がうかがえる。

 それにしてもノギヘンに卑しいと書いて稗とは、随分蔑まれたものだ。
昔は貧しい農民の糧となったものが、今や五穀米などといって有り難がっているのは
その栄養価が認められてのことだろうが、移ろい易きは人の心というか健康志向の成せる技だ。

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 ところで次男は食物アレルギーで乳児期に稗粟等雑穀に随分御世話になった。
十分な栄養を与えられず身長も小さく成長を心配したが、最近になって母親の身長を越えた。
この猛暑の中、毎日のように昼は部活。夜もチーム練習に明け暮れて随分と元気だ。
勉強も頑張っている。次男としてのしたたかさのあるかもしれないが、
この活力の源に乳児期の稗粟がなっているのではないかと私は思っていて
稲田に逞しく繁茂する稗達を見て、密かに感謝しているのです。
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稲田と稗田が同時進行の田圃もある。
by kaikaisei | 2013-08-21 22:54 | ひとりごと。。。

工房見学 グラヴィール編

 先月長野で二人展をしたグラヴィール作家の花岡さんの御宅を訪ねた。
その折、仕事場でグラヴィールの製作を見学させてもらった。
グラヴィールという技法は吹きガラスなどと違って日本では数人の作家がいるのみとか…。
実際に製作するところを目の前にする機会は珍しいので紹介しよう。

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これが研磨の道具!
本来は銅のホイールに研磨剤を塗り付けた道具を使うそうだが、
花岡さんは研磨能力の高いダイヤホイール(ダイヤモンドを含んだホイール)を多用しているそうだ。
あ。歯医者さんのツールとそっくりだ(笑)

コップに簡単に下書きしたあと。
絵筆を使い分けるようにマシンにホイールを差し替えながら削っていく。
上部のゴムホースから接触部分に少しづつ水が滴り落ちているので粉が散ることも無い。

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当然反対側から透かして見ながら、作品を動かして彫り込んでいくのだからスゴイ技術だ。
傍らから見ていて製作の苦労に納得したが
「福西さんの仕事も大変でしょう!?」と同情されてしまった(笑)

ルーペを使い初めて仕事が以前よりも繊細になったというのは、私も同様。
見え過ぎて細かいところが気になってしょうがなくなってくるのだ(笑)

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削り作業のあとは、仕上げに目のところなど磨きを掛けて質感を出して完成。20分程だ。
糸トンボの完成。
羽の脈はもちろん足の細かいトゲトゲまで彫り込まれている!

「奥さんのお土産にどうぞ〜」と包んで下さった。なんと〜!感激だ。

下書きされて彫りを待つ作品。
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by kaikaisei | 2013-08-20 22:46 | 制作の現場から

今年の源吉兆庵 絵付け体験作品

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先日の岡山源吉兆庵美術館での絵付け体験の作品を
私の公式サイト「絵付け体験アーカイブス」のアップした。

今年は初めて「銘々皿賞」を新設して源吉兆庵から賞を頂くことになり8作品を選考した。
どの作品が受賞したかは授賞式のある20日以降にお知らせするとして、
まずは今年の力作の数々を御覧頂きたい。
by kaikaisei | 2013-08-17 23:38 | お知らせ

残暑お見舞ふ「濯清水」

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今年も立秋を過ぎたから残暑の御見舞いだ。

濯清水
〈清水ニ濯ウ〉… 綺麗な水で汚れた体や汗をあらい清める。

10年ほど前のわが息子どもを撮った写真をもとにした。
by kaikaisei | 2013-08-15 21:31 | ひとりごと。。。

8月 某日 撮影

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 秋に行われる「美作の工芸作家展〈クラフトデイズ〉」のチラシ作ることになった。
急遽チラシにカラー写真が入ることになり、
実行委員会のメンバーが参加作家の作品を持ち寄る形で写真撮りを行った。

撮影現場は奈義町の木工作家M島さんのショールーム〈TKM furniture〉
初めて訪ねたけれど、噂に聞いていた通りとても雰囲気のいい場所だ。
家具職人M島氏、若い感性で洗練したスタイルの家具を製作している。
仕事場も見せてもらったがとても整理整頓が行き届き仕事振りがうかがえた。

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撮影は得意のY田さんに任せるとして、借り集めてきた作品を適宜組み合わせてみた。
初めは混沌としてまとまりのないものになるかと案じたけれど、
それぞれ個性的な仕事しながらも何か共通するもので結びつけられているものが
見えたようで面白い写真が撮れた。

撮影後は目と鼻の先のY田さん宅でディスプレイの前に頭を付き合わせて
チラシ原稿の版下製作作業。
知恵と才能を集めて(!)なんとか良い形にまとまった(笑)
by kaikaisei | 2013-08-15 16:51 | 日記

8月 某日 選考会

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先日の絵付体験の作品が焼き上がったので、
源吉兆庵美術館のO田さんと「銘々皿」賞の選考会を工房で行った。
67点の作品の中から最優秀作品1点。優秀作品を2点。入賞作品5点を選ぶ。

公募展などで審査される機会はあっても審査することは滅多にないこと。
絵付けの指導もして、その作品を批評しなければならないというのは
なんとも複雑だが、そもそもこの企画を提案したのは私だから
すべての責任は私にある。

今年はは小学生の参加が多く、無心に描いた作品ばかりで、
作品としての出来不出来を問うわけにいかない。
そこで「お菓子の銘々皿として使えるもので完成度が高く独創的なもの」と
いうことを選考基準にした。
O田さんの推す作品と私の推す作品に多少のズレがあって、それも面白く悩ましいところ。

作品は25日まで源吉兆庵の岡山本店に展示されている。
ちなみに20日には会場で表彰式が行われるそうだ。

なお。
近々に今回の全絵付作品は私のサイトの「絵付体験作品アーカイブ」で公開する予定。
by kaikaisei | 2013-08-11 00:03 | 日記

8月 某日 パレード

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我が息子達が高校や中学生にもなると小さい子供と接する機会もめっきり減った。
そんななか先日の源吉兆庵での絵付け体験と今日の金光町のマーチングバンド大会は
私にとって子供たちに接する唯一の機会だ。

絵付け体験ではいろんな親子関係が見られて面白い。
子供にこういう体験をさせようというのだから、
親も教育熱心な方達ばかりだし子供との関係も良好といっていいだろう。
ついついわたしも我が子に接してきた経験を振り返ってしまう。
大体が過干渉気味だが(苦笑)

一方、マーチングバンドの方は児童福祉施設の子供達だ。
子供たちは「家庭」というものを持っていない。
あったとしても、今は切り離されて施設という「避難場所」で共同生活をしているということになる。
保育士さん達の細やかな対応もあって皆明るく元気だが、時折瞳の中に孤独な影が落ちる。
それぞれが複雑な家庭環境で育った背景があるのだろう。
わがままや甘えられる対象がないから、それらをグッと耐えて我慢しているように見える。

なかなか上達しない私の楽器演奏でいつも足を引っ張るばかりだが、
多感な子供たちがそれぞれに成長して行く姿がみられるのは大きな喜びだ。
もう一つ。
保育士さん達の接し方にも学ぶことが多い。

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今年の課題曲は「女々しくて」と「にんじゃりばんばん」。
岡山、長野での展示会が続いて練習も十分に参加出来なかった。
なんとか自主練して子供等に追いつけたが、
どうしても暗譜が出来なくてミニ譜面のお世話になった。

本番の出来だが少々のミスは許してもらうとして
編曲の妙もあり、ベース楽器の愉しさも味わえた。
そして子供達と一体になれて心地よい思いを今年もさせてもらった。
みんなに、ありがとうとお疲れ様を言った。
by kaikaisei | 2013-08-08 22:12 | 日記

7月 某日 夏休み絵付体験

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長野の二人展、会期を残して帰ってきたのは、岡山の源吉兆庵での絵付け体験があったから。
例年ならばお盆過ぎなのだが、会場の源吉兆庵美術館が今月末をもって、
新社屋への移転にともなって休館する為に予定が早まった。
帰宅後に急いで準備にかかり会場の岡山築港の源吉兆庵本店に仕込みを済ませた。

この企画、今年で4回目になり少し趣向をかえることにした。
せっかくお菓子屋さんを会場にしているのだから、お菓子の銘々皿を作ろうというものだ。
生地は用意したものに絵付をしてもらうということで例年と大きく内容が変わるわけではないが
焼きあがった作品から源吉兆庵の担当者と審査して銘々皿としての優秀作を選出するコンペ形式にした。
これで絵付のモチベーションもあがるのではないかという期待がある。
そして優秀作品とともに他の絵付作品を本店で展示する。

賞状に副賞として源吉兆庵のお菓子と私の絵付けした皿も進呈するというもの。
一ヶ月前に新聞で公募したら定員はすぐに埋まってしまった。
さあ。今日から二日間にわたる絵付け指導がはじまった。

特に子供を対象にしたわけではないが、
今年も小学生低学年あたりの子供達が沢山参加してくれて賑やかなものになった。

TVクルーも民放2社が入ったが、災害報道で放送が無かったのがちと残念。
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by kaikaisei | 2013-08-03 22:27 | 日記