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作庭ちょっと再開

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ようやく日中屋外の仕事が出来るようになったので
停滞している庭作りを少し前進させようという魂胆だ。
懸案は昨年作ったパーゴラの下に乱形敷石を敷き詰めるという計画。
材料は天然石と決めたが、なにぶんに高価だから二の足を踏んでいたところ。
私の作品のカケラ陶片を混ぜることを思いついた。

旧作で売れそうにないものやB級品などを選別して砕いてタイルにするという寸法。
ただほとんどが食器なので表面が湾曲したものが多くフラットな部分となると
使える部位が意外と少ない。

適当に破砕してから角をグラインダーで軽く面取りをしたが
これが結構手間のかかる作業になった。

貼付けてから直に触れることはないかもしれないが
万一鋭利な角で怪我をしないようにするためだ。

さて、ホームセンターに注文していた敷石も入手出来たので
少しづつ作業をすすめることにしよう。

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by kaikaisei | 2013-09-26 22:27 | 作庭日記

9月 某日 展示会めぐる

知己ある陶芸家の個展がちょうど重なった。
これは遠くても出掛けなければなりますまい。

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先ずは倉敷の美観地区に近い工房ikuko。
何度か個展をしているこちらの会場では倉敷在住の木村知子さんの個展。
私と同じ染付作家だけれど作風は随分と違う。
私が伝統的様式の染付とすると木村さんは写実的な植物を細密に表現する作風。
岡山県では数少ない染付作家同士として親しくさせてもらっているが
今回も相変わらず繊細な作品の数々がならんでいた。
11月には東京での初めての個展が控えている。
どうか首都近郊の染付ファンは足を伸ばして頂きたい。
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しばらく歓談して倉敷から岡山市内に移動。
今度は福岡の唐津作家 内村慎太郎氏の個展。会場は明日香画廊。
内村さんは以前このブログでも紹介した事があるが、
都内で個展をしたおりに隣りの会場で個展をしていて知り合うことができた。
若いながらも老練な作品だ。

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唐津、三島、高麗そして李朝。それぞれに完成度が高くて感心させられたが。。。
岡山での個展は既に三回目ということで、今回ようやく訪ねることが出来た。

実は内村さん去年脳梗塞で倒れたと聞いていたのでその後の容体を心配していたのだが、
殆ど後遺症もなく仕事を続けていると聞いて安心した。
本人の様子も作品も何事もなかったかのようだが、まだ時折頭痛があるらしい。
今回は心配されて美しい夫人も同伴であった。
「福西さんも無理せず、ぼちぼちいきましょうね!」と
別れ際の言葉には実感がこもっていた。
確かにその通り。。。無理は禁物である。

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以上どちらの個展も今月29日までの会期。
by kaikaisei | 2013-09-23 22:12 | 日記

新米の香り

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田圃の稲穂も日毎に頭を垂れ、そろそろ新米収獲の季節が近付いてきた。

ということで、今年も日本橋三越から飯碗展の出品のお誘いがきた。

今年のタイトルは「オンリー・エムアイ飯椀130」(エムアイって三越伊勢丹のことか?)
テーマは「手取り」の良い御飯茶碗ということで全国から30人ほどの陶芸家が
飯碗を出品するとのこと。

私も新作の染付飯碗を5種納品した。
特に今回の目玉は穴あきの飯碗だ。
本来ならば穴があいていたら器としたら失敗作だが…(笑)

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これは炊きたて御飯が茶碗の底で蒸れにくく、香りが立って美味しく食べられるというもの(下図参照)
残念ながら御茶漬は食べられないが、洗った時に高台内に水が溜まらないという利点はある(笑)

会期会場は今月の11日から24日まで。本館5階のリビングステージ。(サイトでの広報は週明けからかな?)

お近くの方は是非会場で各作家の飯碗の手取りを楽しんでもらって、
マイ・チャワン出会えてもらえたらうれしい。
そして私の飯碗など感想も伺いたいものだ。
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by kaikaisei | 2013-09-07 23:19 | お知らせ

危険な香り

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来年の目標にしているのが染付を薪窯で焚くことだ。
そんなことをチラリと伊賀のW辺さんに話したら
「今度の窯焚きに入れましょう‼是非送ってください!」
…と大乗り気で言ってくれたので、絵付け施釉した抹茶茶碗3点を送ってみた。

そして楽しみにしていた作品が先日帰って来た。

初めての薪焼きの染付作品だ。
祥瑞手が一碗と安南手の蜻蛉紋茶碗が二種類。
さすが愛ちゃん!上手に焚いてある。
少し焼きが甘いがそれもまた良し。
また次の窯に入れてもらっての二度焼きもいいだろう。

トンボはマット釉と灰釉で雰囲気が違って面白い。
やっぱり薪窯はいいなあ!
見込みや高台にガス窯では出ない緋色がちゃんと出ている。
しっとりした焼き上がりは薪窯ならではだ。

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安南手のチョコレートボトムもそれなり(笑)
これは危険な誘惑の香りが…。
来年は自分で焚いてみるぞ。
by kaikaisei | 2013-09-04 22:36 | ひとりごと。。。