おくりびと

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ナンチャラ賞受賞!と謳い文句があっても愚作はあるわけで
賞なんてなくても胸を打つ映画はいくらでもある。

特に最近の米アカデミー賞なんて当てにならない。
この前観た「スラムドック$ミリオネア」も期待が大き過ぎたのか、
ちょっと肩すかしされてしまった映画だった。

「おくりびと」のDVD。
主演して企画者である本木雅弘はインドを旅して、この映画の発案に至ったという。
この間観たスラムドック…」はインドを舞台にした英国人監督の映画。
同じ年のアカデミー賞でインドを起点として製作された映画が東のイギリス、西の日本から同時にアカデミー賞受賞作になった訳だ。部門は違うが。。。それぞれの文化や生死観の違いが表れていて興味深い。 
一方が波瀾万丈の息を飲むようなストーリィ展開なら、かたやいかにも日本的に様式された静謐な物語。

青木新門著「納棺夫日記」とともにこの映画の基調となっている藤原新也著の「メメントモリ」も再読したい作品だ。

DVDのパッケージも初回限定で紙箱入りだが、ノミネートや受賞のステッカーや「腰巻き」を外したシンプルな外箱は
まるで白木の棺のよう。。。桜の花弁が散らされていている。
余計な肩書きはかえって邪魔になる。。。と思った。
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by kaikaisei | 2009-06-07 21:33 | 映画
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