雪深い新潟を出立。
長いトンネルを抜けるとそこは晴れの国。別世界の関東平野であった。
新宿の伊勢丹で五月に一緒に二人展をするガラス作家
鶴田安芸子さんと待ち合わせる。デパートの意向によるペアリングなのでお互いが初対面。どんな方かと緊張した。経験は無いがお見合い前のような久しぶりのドキドキ感を味わう(笑)
鶴田さんは私より一回り若く美しい方であった。会場近くの喫茶コーナーでしばしお互いの作品の写真を見ながら、情報交換する。
考えてみるとガラス作家との展示は過去に何度かあるが、作品も見たことの無い初対面の出会いから企画を始めたことはないから新鮮だ。
鶴田さんは若いだけあって意欲的に作品を展開して魅力的な仕事をされている。また私の作品の傾向も気に入ってくれた。お互いに触発されて良い雰囲氣の二人展ができそうな感触だ。
会期は五月末なので、ガラスと染付で初夏の爽やかさを演出しようということになる。