本体ともにしっかり乾燥したのを確めて、素焼きした。
恐る恐る窯の蓋を開いたら案の定クラックがはいってしまった。
やはり作る段階で粘土に歪みがあったのだろう。
寸法もキングサイズだからつなぎ目の完全な接着は難しい。
さらに痛かったのは首部だ。
横倒しにしたら自らの重さで脱落して口縁が少し欠けてしまった。(涙)
泣きっ面はハチとはこのこと。。。
もしこれが本番の作品だったら、
この2ヶ月あまりの苦労がパアになっていたところだ。
これはあくまで石膏型の原型だ!と気を取り直して作業を続ける。
ヒビを直すのは難しい。せめて表面を滑らかにするためにサンドペーパーで磨く。
特に首と高台のつなぎ目は違和感がないように念入りに。
口縁の傷は石膏で補修しよう。
ヒビがあるので今後の取り扱いが難しくなった。
コンテナケースに入れたら、発掘品に見える(笑)