親の介護もせぬうちに身内の世話をする。
やっとHの成年後見人制度(正式には保佐人)の申請書類が提出できた。
関係書類を揃えるのに半年近くかかってしまった。
こういう事務仕事を最も苦手とする私にしてみれば誠に大事業であった。
家裁に行く前に何度もチェックシートで書類を確認した。
だいたいが役所に書類をもっていくにしても、もらいに行くにしても
一度ですんなり用件を遂行できたためしがない(苦笑)
だいたいどこかに不備があって出直すことになっている…覚悟はしていたが、
拍子抜けするほどすんなり受け付けてくれてホッとした。
来月には、裁判所で本人(H)、申立人(私の父)、保佐人候補者(私)の三人で面接を受けて
審理が済めば、晴れて私は成年保佐人に選任されることになる。
先に申請の通った弟のKは弁護士が保佐人に選任されているので今後は弁護士とのやり取りしながら
財産の分与をして、それぞれ入院中の二人に施設を探すという大仕事が待っている。
確かに色々難題はあるが、病院、福祉、法律方面の関係者と接点が出来るので
社会勉強しながら親の予行演習として務められればいいんだが…。
それを一遍に背負い込むとしんどいことになるだろうな。