美作の国建国1300年の関連イベントとして去年から始まった「大茶華会」。
市内茶道と華道の全流派が市内各所に土日にあわせて一堂に「会」を開くという企画。
去年は自分の個展に重なった為に、二回目の今年初めて煎茶の席に参加させてもらった。
点前はテーブルで直にお客様と相対してお茶を淹れる形式で、
半東もないという今時の点前でお客様をお迎えした。
しかし。
先月のクラフトデイズが大変な集客だった分、なんとも寂しい来客数に少なからず拍子が抜けた。
せっかくだから若い人に沢山来てもらって、お茶の伝統文化に触れてもらうには
とても良い機会だったのだけれど。。。
やっぱりもっと思い切った方法を考えて若い人の心を掴まなければならないだろう。
いくら伝統を大事にしても新しい血を加えていかなければ、文化は衰えていくばかりだ。
岡倉天心の「茶の本」などが注目されなければならない今、ここは何とかせねばならんなあ。