久し振りにカメラの修理をやってみようと思う。
忙しく仕事しなければならない時に限って、無性にこんなことがしたくなる。。。
困ったもんだ!
患者は、昨年秋にI氏から頂いたお父上のカメラコレクションの中の一台で
FUJIFILM社製のレンジファインダー機 GS645S Professional
中判フィルム機ということでガタイは大きいけれど外装は殆どがプラスチックで嘘のように軽い。
機動性はいいぞ。
特徴のレンズガードがいかにもプロフェッショナル仕様で心くすぐる。
製造年から23年経って大きな故障はないけれど
連動距離計の二重像が動いてくれないというもの。
目測でも使えないことはないが、ここは気持良くファインダー内でピントを合わせたい!
実は今回二度目の開腹手術。ファインダー部のバネがへたって動きが鈍くなったのかと思い
バネをいじってみたが、その後の経過はよくなかった。
機械式とはいえボタン電池使用、配線やフレキ電気基盤があり気を使う手術になる。
私のような素人が出来る修理もこの辺の時代の製品までが限界だろう。