12月に入り年末に向けて何かと心が急く季節になりました。
またこの一年の出来事を振り返って、来るべき新年に思いをめぐらし
おいでのことでしょう。
今年も《福西雅之の干支シリーズ》のお知らせをいたします。
今回は染付の陶板を額装して、新春を迎える皆様に御届けしようと思います。
額縁の色を茶色と白木地の二種類そろえましたので部屋の雰囲気に合わせて
お選び頂けます。
染付陶額「唐子臥牛図」について
古代より牛は人類にとって家畜としてまた重要な労働力として密接に関わってきた動物です。
粘り強く温厚な性質が人間との共存に相応しかったからでしょう。
そんなことから、印度では牛は仏様の使いとして崇められているのは広くしられているところです。
一方、禅宗では本来の自己や悟りの境地を象徴する動物とされ、代表的な禅宗的画題のひとつに
「十牛図」があります。
それはひとりの牧童が牛を探し捕らえるまでの過程を描くことで
本来の自己を探し求める旅(悟りへの道程)とその至った境地を十の場面で表現したものです。
また「臥牛図」は平和と幸運を願った画題として知られています。
そこで来年の干支作品として考えたのが今回の「唐子臥牛図」です。
十人の「唐子」達は「十牛図」のそれぞれの場面を表しています。
額装は白木地と茶色の木製ガラス入りの2種類(どちらもガラス入り)
台板には天然藍染の布地が貼ってあります。
〈代金〉
送料及び税込みで3万円。(全作木箱入り)
〈お支払いの方法〉
同封の振り込み用紙をご利用下さい。
〈御注文の締め切り〉
12月 25日まで
発送は年内とさせて頂きますが運送事情により
年明けとなる場合もございますので御了承ください。
また実物を御覧になってからの返品も可能です。
不明なところがありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。