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10月 某日 池袋の夜 2

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今回のお宿。

池袋駅の目の前という立地の魅力もあったが、その「泊まれる本屋」というコンセプトが気にいって一週間の予約をとったホステル BOOK and BED IKEBUKURO。本屋といっても売ってはいないので正確には図書室か。

本棚の裏側を使った二段ベッドが連なって個室スペースになり、トイレ、シャワーは共同。広いソファーがフリースペースで思い思いに本を読んだりスマホしたり…。
本棚の本もコミックや写真集を含めて中々趣味のいい選択がされている。
明かりもフィラメントが美しい電球による間接照明。インテリアもシンプル。
 
図書室の独特の香りと静寂に静かな音楽が心地よく混じり合って、本好きには堪らない空間だ。
そこでテイクアウトしてきたものを食べてアルコールも自由。眠くなったらそのまま本棚に潜って寝る。
ああフクニシ至福の時だ。 

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投宿する人の国籍は様々だが、本好きが泊まりにくるわけだから、当然性格嗜好も何処か似ているのだろう。変に騒いだりマナーが悪い人はいない。お互いに気遣いもできるから、安心して泊まれる。とても良いアイデアだ。

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何よりフロントのスタッフも若いながらも気持ちの良い対応で感心している。東京の定宿になりそうだ。

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by kaikaisei | 2018-10-30 13:47 | 日記

10月 某日 池袋の昼

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今日から個展も後半。
担当者が会場を展示替えして気分も一新だ。
今回初めて壁面に写真パネルを掛けた。
DMの撮影を写真家の渞忠之さんにお願いしたのだけど、その仕上がりが余りに素晴らしくDM以外のカットが惜しくなりポスターサイズに引き伸ばしたもの。

作品が持つ別の魅力を引出してくれている。


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今日のお昼はデパート屋上で。
「孤独のグルメ」の原作本で紹介されていた天麩羅ソバがまだ健在であったので思わず注文。

秋の柔らかい日差しに包まれて頂きました。


お気に入りの水性動物熱帯魚売場が盆栽屋さんになっていたのが悲しかった。

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by kaikaisei | 2018-10-29 18:38 | 日記

10月 某日 池袋の朝

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今回は池袋駅向かいのホステルに投宿しているので会場への通勤がとても楽だ。

朝は少し時間があるので、いつものように皇居ランを楽しみたいが往復だけで2時間はかかる。 
取り敢えずどれくらいまでいけるか向かってみたら、水道橋の後楽園遊園地までが精一杯。  引返しておよそ一時間半の都心ラン一日目だった。

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by kaikaisei | 2018-10-28 12:02 | 日記

10月 某日 池袋の夜

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東京個展初日。
早目に会場を退席して、私と同じく東京出張中の友人と待ち合わせて西一番街の「魚銀」で二人同窓会。
刺し身の盛合せをつまみながら暫し歓談。
愚痴は盛らず深酒もせず、明日に備えるのが大人の流儀と早々に駅前にて解散。
西口公園脇を通ってフラフラと東京芸術劇場前に。
そこでパイプオルガンのコンサートの告知を発見。
あと30分で始まるとのこと。
これは僥倖!と当日券を買って入場成功。

オランダ出身の奏者が見上げるような壮麗巨大な楽器を操る。
まさに音楽の低周波治療機じゃぁ!初めて聴くパイプオルガンの響きに只々圧倒される。
驚いたのはその仕掛けだ。
演奏会の前半は教会式パイプオルガンでバッハの「トッカータとフーガ」など古典曲。
後半はなんとそのオルガンが回り舞台のように反転、現れたのがモダンパイプオルガン!
現代曲に続いてアンコールは観客のリクエスト「小さい秋みつけた」による奏者のアドリブ演奏がド迫力。
ちなみに入場料はさっきの居酒屋の代金の3分の1以下とは…恐るべし池袋。

ホールをあとにして再び西口公園広場へ。
なにやら大きな声が飛び交っているとみれば、野外でブレヒトの「三文オペラ」を上演していた。

今まさにメッキメッサーが絞首刑に架かるか…という場面。

魚銀、パイプオルガン、三文オペラ…。
一夜にハシゴ出来る街、池袋西口恐るべし、だ。

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by kaikaisei | 2018-10-27 12:00 | 日記

読書日誌 162

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石田衣良「西一番街ブラックバイト」


池袋での個展前にいつも読んでおく石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」シリーズ。3年振りに手にとってみたらもう12冊目になってた。

今週はこの長閑な岡山の片田舎から飛び込む大東京。
ブクロは現代の日本の縮図。
欲望と暴力、格差の街ブクロ、
そして希望をつくる街。
予習。



by kaikaisei | 2018-10-22 09:46 | 読む

招待状 1

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市内で開館したギャラリーのオープニングレセプションの招待状を頂いた。

オーナーの案内が急だったことと、ちょうどその日に他の会合もあったりして当日の仕事の都合で返事をぎりぎりまで出来ずにいた。
もとよりパーティーみたいなものには二の足を踏む私だけれど、ここは後で後悔が残りそうな気がして参加する決心をしていた。  

ところが当日の朝。定員が一杯になり入場制限になりました…と主催者からメッセンジャーで連絡が。
わざわざ招待しておきながら出席の拒否。 

これって、少し前に流行った排除とも取られかねない。

普通では考えられない対応に唖然とした。 


かねてから若きオーナーは文化不毛の地といっていいこの地に、意欲的に同世代のアートや工芸の作家を紹介し応援してきた人物。

その彼が自治体の援助を受けて地方都市の文化事業へ進出することになったのだ。その勇気に大いに賛同し御祝いのエールを贈るつもりでいたのに…冷水を浴びせられた心地がした。





 








by kaikaisei | 2018-10-12 04:01 | ひとりごと。。。